Mac安全神話なんてものもありましたが・・・

Mac使いは要注意ですね。

1万7000台を超えるMacがマルウェアに感染し、ボットネットを形成していることが、セキュリティソフト「Dr.WEB」開発元として知られるロシアのセキュリティ企業Doctor Webの調査によって判明した。(出典：Internet Watch)

1万7000台を超えるMacが感染したマルウェアの名前は「iWorm」といい、感染源は不明で、掲示板「reddit」からの命令を待っているとつたえられている。

ちなみにredditはオンラインのニュースや面白い記事の一覧を提供しようとしている英語圏のウェブサイト。

現状ではiWormがどのような挙動をするのかは不明とされている。
ただ、感染したMacに対する様々な情報収集能力と、命令を実行する能力を持っているということは確認されていて、英語圏で人気の掲示板「reddit」を介して命令を受け取ることも判明している。

昔はMacユーザーにはウイルスやマルウェアに感染しにくいという“神話”が根強くあったが、実際には容易に感染する。

そもそも、なぜ"Mac安全神話"なんてものがあったのか。
それは単純にWindowsユーザーとMacintoshユーザーの数によるものだと思う。

マルウェアやウィルスに感染させたい人間の視点(クラッカー)で考えると、１つのプログラムで感染させられる数(標的)が多い方が効率的なのは考えるまでもなくわかることだ。

今でこそMacは一般ユーザーにも浸透してきているが、それでもWindowsユーザーとの差はまだまだ大きい。iPhoneのOSであるiOSを入れても10数パーセントだ。

Macデビューを果たすユーザーは徐々に増えているので、今後もこのようなマルウェアやウィルスによる感染は増えて行くでしょうね。