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廃棄ミカンが代替ガソリンに! [グッドニュース]

かんきつがガソリンに――。夢のような技術を三重大学大学院生物資源学研究科・田丸浩教授の研究チームが開発した。規格外や摘果でこれまで廃棄していたミカンを微生物で分解・発酵させることで、ガソリンの代わりに使える「ブタノール」に変身。バイオマス(生物由来資源)の燃料化で主流をいくエタノールとは違って熱量が高い上、タンクを傷めないため、ガソリン用設備にそのまま使えるという。(日本農業新聞)(出典:yahooニュース)


日本のエネルギー自給率はおおよそ6%と、OECD(経済協力開発機構)34か国の中で2番目に低い水準。
エネルギーを輸入に頼っている我が国にとってはこれは期待が高いニュースではないか。

バイオマス(生物由来資源)の燃料化で主流のエタノールとは違い、熱量が高い上、タンクなどを傷めないため、ガソリン用設備にそのまま使えるという利点があるうえに、副産物として「水」しかでないというのもまた環境に優しく、その点も大きいのですよね。

主に傷が付いて商品価値が落ちたり腐ったミカンを、微生物と一緒に皮ごとタンクへ投入し、細胞を破壊して糖化させた後、さらに別の微生物で発酵させると「ブタノール」7割を含む燃料になるという。

このほか、ミカン以外に稲わらやサツマイモ、古紙などの有機物(木材を除く)も燃料化できるらしく、これもまたミカンと同じように燃料化によって生じる副産物は水だけで環境も汚さないとされている。
温暖化につながる二酸化炭素も増やさないバイオマスエネルギーとして、かなり期待が膨らむ開発ですよね。

早く実用化できるようになるといいですよね。
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